2010年9月9日木曜日

ストリーミング可能なメディアサーバ「SubSonic」

自宅PCをメディアサーバにして、出先のPCやAndroid、iPadで音楽を聴きたいということで探していたところ「SubSonic」に行き当たりました。

OrbやAudioGalaxyでも同じことが出来ますが、それぞれにデメリットがあります。
例えばOrbはトランスコード能力を有するアプリケーションであるため、メディアサーバとして使用するPCのCPUが1-2GHzでないといけなかったり、クライアントアプリケーション事に1000-1200円かかります(その代わりSubSonicと異なり動画の再生にも対応しているはずです)。
またAudioGalaxyはiTunesのプレイリストを読み込んで動作するタイプのアプリケーションであるため、メディアサーバとして使用するPCにiTunesがインストールされている必要があり、iTunesの要件は「1GHz以上のintelまたはAMD製CPU」です。

ということでSubSonicを試してみました。

ライフハッカーにも記事が載る程度に(『Subsonic』で自家製ストリーミングメディアサーバ-を楽しむという贅沢)有名であるハズなのに、日本語ソースがあまりに少なかったので、動作させるまでを備忘録として残しておきます。

サーバ
公式ページ右側の「DOWNLOAD NOW」からダウンロード出来ます。
サーバのインストールに戸惑う所はありませんでした。

クライアント(デスクトップPC)
デスクトップPCからSubSonicサーバに接続する場合、以下の3通りの方法があります。
- ブラウザベースの公式ウェブアプリケーション
- SubAir
- SubTunes

ブラウザベースの公式ウェブアプリケーション
デスクトップからSubSonicに接続する場合、唯一公式で提供されている手段です。サーバをインストールするとアクセス出来ます。
SubAir
公式ページからリンクもある、AdobeAirで作成されたクライアントです。自分の環境だと日本語が表示されず使用に耐えませんでした。
SubTunes
公式ページからリンクのない、ブラウザベースのウェブアプリケーションです。公式ページにはWindowsで利用する場合のマニュアルがないので、ここに書いておきます。
1. 公式ページからZIPをダウンロードします。
2. ZIPを解凍して出てくるファイル群(index.htmlやsubsonic-*.jsなどです)を、c:\subsonic\jetty\1234\webapp\subtunes\ にコピーします(つまり {前略}\webapp\subtunes\index.html が存在する状態にします)。パスはデフォルトの場合です。また1234 の部分は環境によって異なります。また末端のフォルダになる subtunes はこの名前でなくても構いません。

クライアント(Android)
SubSonicという無料の公式アプリが使用出来ます。特に迷わないはずです。

クライアント(iPod touch, iPhone, iPad)
現時点でiPadの解像度に調整されたアプリはないので、iPhoneのアプリを購入しました。
Z-Subsonic と iSub があり2つとも試してみたのですが、結論から言うとiSubがおすすめです。
Z-SubSonic ではアートワークの取得がうまくいかない、音楽再生時にシークバーが操作出来ないなどの問題があり、iSubではこの問題は発生しませんでした。

というわけでひとまずデスクトップ、Android、iPadからSubSonicを使用してみようと思います。

1 件のコメント:

  1. Songbirdに続いてこっちも試してみようと思うよヽ(´ー`)ノ㌧

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